楽しくやってんだからねっ

みんなちがってみんないい

iPadProで快適に論文管理

iPad ProとApple Pencilは今年した買い物の中でも買ってよかったなと特に満足している商品です。

 

今まで論文は紙に印刷して読んでいましたが、

  • どんどん場所をとっていくこと
  • 外出先で今読みたい!というときが悔しいこと

を解決するためにiPad Proに移行しました。

 

同じことが書類や書籍にも言えます。

書籍に関しては特に海外に滞在するときにスーツケースの重さを考えるとたくさん持っていくことはできず、また、向こうで日本の本を手に入れることは難しく、電子書籍の重要性を実感しました。極力電子データで手に入れるようにしています。

 

これだけならパソコンやSurface、他のタブレット端末でも問題ありませんが、決め手はApple Pencil。

線をまっすぐ引いたりコメントを打ち込んだりするだけではなく自由に書き込みをしたい私は、紙派を卒業することができていませんでした。

Apple Pencilは紙にボールペンと遜色ない書き心地で、加えて消去・移動ができるということで、完全勝利。

何度か電気屋さんに通った末、iPad ProとApple Pencilを購入しました。

 

ちなみに、iPad Proは9.7インチ、wi-fiモデル、128 GBのもので、整備済製品価格で¥61900(定価:¥72800)。

整備済製品は大人気ですが、入荷してすぐ投稿してくれるありがたいツイッターアカウントが存在するので、こまめにチェックすればゲット可能です。

 

 

本題の論文管理について、世の中には便利な論文管理ソフトがたくさん配布されています。Mendeleyなど。

 

ただ、ずぼらな私は、元ファイルを保存したうえで論文管理ソフトに取り込み、そこでさらに分類しないといけないのが面倒

 

また、論文管理ソフトのおまけとして、文献情報を自動的に読み取ってくれて論文投稿先のフォーマットで出力してくれる機能があります。

しかしこの自動読み取り、些細な間違いが時々あって、結局全部細かく確認することになるため、自分で一から打ち込んでいました。

論文管理ソフト、容量のむだ。。。

 

最終的に辿り着いた方法が、下記の通りです。

 

使用するアプリ

  • Google Drive
    …大学の契約により容量無制限のため。クラウドストレージならなんでもいいと思います。

  • PDF Expert
    …手書きで書き込める点はもちろんのこと、同期したファイルがオフラインで読める点からも購入を決断しました。¥1200。

 

管理方法

  1. Google Driveで分野ごとにファイルを作成し、そこに論文のpdfファイルを保存する。

  2. 論文ファイルのタイトルを「ラストオーサー_発行年」に変更する。
    …ファーストオーサーにすると、同じ研究室から出ている論文の区別をつけにくいため。特に、自分がまだあまり詳しくない分野をリサーチし、大まかな勢力図を知りたいときに有効。

  3. PDF Expertを使って書き込みをしながら読む。
    Google DriveのアカウントごとPDF Expertに同期しておくと、電車の中などオフラインの場合でも全部読める。
    ファイルの一番上にポイントを大きめの字で書いておくと、ファイル一覧のプレビュー画面から見えて、論文を俯瞰することができる。

 

この方法にしてから、以前よりも気軽に論文を読むようになりました。おためしあれ。